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エスキューブ知財ニュース2026年6月号

エスキューブ知財ニュースは、知財実務に直結する制度や改正法の情報、及び医薬品分野のトピックについて、「今月のヘッドライン」と「医薬品知財情報アップデート」等の構成にて毎月発行の予定です。

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[1]特許庁、「稼ぐ力のための知的財産~知的財産を経営戦略に~」を公表

[2]医薬品知財情報アップデート
 ■武田薬品、AMITIZA®(ルビプロストン)の米国反トラスト訴訟で損害賠償を認定 
 ■オンコリス、腫瘍溶解ウイルス OBP-301 の内視鏡投与に関する欧州特許付与へ 
 ■トラベール・セラピューティクス、治療薬「フィルスパリ」(スパルセンタン)の米国特許成立へ

[3]医薬バイオ食品化学審決情報

[4]セミナー情報

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[1]特許庁、「稼ぐ力のための知的財産~知的財産を経営戦略に~」を公表

特許庁は、第21回産業構造審議会知的財産分科会 配布資料として、「稼ぐ力のための知的財産~知的財産を経営戦略に~」を公表しました。 
各社のIPインテリジェンスの分析事例や、特許審査におけるAIの活用などを含む「稼ぐ力のための知的財産」の実現に向けた特許庁の取組みが公開されています。

▼詳しくは「第21回産業構造審議会知的財産分科会 配布資料」をご覧ください。
https://www.jpo.go.jp/resources/shingikai/sangyo-kouzou/shousai/chizai_bunkakai/21-shiryou.html

[2]医薬品知財情報アップデート

武田薬品、AMITIZA®(ルビプロストン)の米国反トラスト訴訟で損害賠償を認定

武田薬品工業株式会社は、米国マサチューセッツ州の連邦地方裁判所において、AMITIZA®(ルビプロストン)の反トラスト訴訟に関し、陪審が原告に対し実損害額(単倍損害)として884,943,990米ドルの損害賠償を認定したことを公表しました。原告は、Par Pharmaceutical, Inc.(Par社)のAMITIZAの後発品の特許侵害訴訟を解決するため、2014年に武田薬品工業株式会社およびSucampo Pharmaceuticals, Inc.がPar社との間で締結した和解契約が反競争的であったと主張したものです。武田薬品工業株式会社は、評決後申立ておよび控訴を含め、可能なあらゆる法的手段を通じて本件について争うとしています。

▼詳しくは「AMITIZA®(ルビプロストン)に係る米国の反トラスト訴訟における陪審評決および 関連する2026年3月期(2025年度)決算値の修正について」(ニュースリリース)をご覧ください。https://www.takeda.com/jp/newsroom/newsreleases/2026/takeda-provides-update-regarding-jury-verdict-in-amitiza-antitrust-litigation-in-the-us-and-related-revision-to-fy2025-financial-results/

オンコリス、腫瘍溶解ウイルス OBP-301 の内視鏡投与に関する欧州特許付与へ

オンコリスバイオファーマ株式会社は開発中の腫瘍溶解ウイルス OBP-301 に関して、「腫瘍溶解アデノウイルスの投与方法に関する用法特許」について、欧州特許付与予定通知が発行されたことを公表しました。腫瘍溶解ウイルス OBP-301は、がん細胞で特異的に増殖し、がん細胞を破壊することができるように遺伝子改変された5型のアデノウイルスです。がんのウイルス療法であるOBP-301は、テロメラーゼ活性の高いがん細胞で特異的に増殖することでがん細胞を溶解させる強い抗腫瘍活性を示します。

▼詳しくは「腫瘍溶解ウイルス OBP-301 の欧州での内視鏡投与に関する特許付与予定通知発行のお知らせ」(ニュースリリース)をご覧ください。 
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4588/tdnet/2823401/00.pdf

トラベール・セラピューティクス、治療薬「フィルスパリ」(スパルセンタン)の米国特許成立

Travere Therapeuticsは、米国特許商標庁 (USPTO) から、IgA腎症における FILSPARI® (スパルセンタン) の使用方法に関する「腎疾患または障害の治療のためのビフェニルスルホンアミド化合物」(米国特許出願番号 19/253,088) の特許査定通知を受領したことを公表しました。 
スパルセンタン(Sparsentan)は、エンドセリン受容体とアンジオテンシンII受容体の両方を阻害する二重拮抗薬で、米国などではIgA腎症の進行抑制薬として承認されており、腎機能の低下速度を遅らせ、尿蛋白を減少させる効果が期待されます。

▼詳しくは「Travere Therapeutics Receives Notice of Allowance from the U.S. Patent and Trademark Office for U.S. Patent Application Directed to Certain Methods of Using FILSPARI®(sparsentan) in IgA Nephropathy」(ニュースリリース)をご覧ください。 
https://s205.q4cdn.com/270034868/files/doc_news/Travere-Therapeutics-Receives-Notice-of-Allowance-from-the-U-S–Patent-and-Trademark-Office-for-U-S–Patent-Application-Directed-to-C-UVTEO.pdf

[3] 医薬バイオ食品化学審決情報
リンク付きファイルはこちら

[4] セミナー情報

(1)2026年度版:事例から学ぶ後発医薬品の市場参入を加速させる特許戦略〜特許期間延長・パテントリンケージ改善と最新判例から読み解く攻防の急所~ 
【日時】  
 【ライブ配信】 2026年6月17日(水)  13:00~16:30
 【アーカイブ配信】 2026年7月2日(木)  まで受付(配信期間:7/2~7/15)

(2)医薬・バイオ特許におけるIPランドスケープの実践〜特許分析・可視化と戦略示唆、生成AI活用の実際〜 
【日時】  
 2026年7月9日(木) 13:00-17:00

(3)後発医薬品の特許回避戦略 ~スプリセル、ジャヌビア、フィコンパの事例等を踏まえて~ 
【日時】  
 2026年8月25日(火) 13:00-15:30 

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